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2016年6月29日 (水)

日記的記述DS 詩と小説

 八年程前にアイディアだけは思いついて少しだけ書いていた小説を、全体的構成を更に去年の初め頃思いついて書き始めていた小説を今日書いた分だけ最初から読み返し修正したり、加筆したりして、更に新たに書き足した。未だそれ程の分量を書いている訳ではない。全体的構成とか終わり方とかは決めているのだが、そこへ至る物語の筋の細かい点は時間をかけて考えていこうとしている。

 小説はディテールの整合性が重要である。前に書いていることと矛盾していると可笑しいのであり、そうならない様に注意していかなければいけない。その点では詩の方がもっとメタ的な創造なので、整合性より重要なことがあるので、ディテールの前後関係に於ける無矛盾性はそれ程重要ではない。

  その小説は何等かの懸賞募集に応募しようと思って書いている。数年前まで七回程長中編小説を投稿していたが、全く候補作にも上らなかった。自分としては生涯、小説は趣味として書いていこうと思って、それより詩作を中心にしてきた。左にある河口ミカルの読書日記をクリックして頂ければここ七年程の間に書いた詩を読んで頂けるのでご関心ある方はクリックして頂きたい。

 それでもいいアイディアさえ浮かべば小説も書いていったいいと思っていたので、久しぶりに小説に、特にディテールに熱中している。そのことが詩作や哲学的思索にも影響を与えてくれるだろうと思っている。

 今日バイロンの<マンフレッド>の阿部知二訳のものを読了したが、一度読んだくらいではよく内容やメッセージを把握しきれていない。後二三回読んで何等かの感触を掴もうと思っている。

 海外の詩人の作品は最終的には原語で読まなければいけないのだけれど、長いものだけは最初に良いと思われる邦訳を読んでおいてから臨もうと思っている。詩それ自体は一つの哲学的想念も込められているし、戯曲や物語と必ずしも乖離している訳でなく、そういった要素も散りばめられている。バイロンの詩は同時代で交流のあったシェリーの詩より書かれている内容、詩人固有の情動や魂の移り行き自体が難しい。簡単に割り切って読める性質のものではない。

 彼の人生自体が36年の間波乱万丈であり、その都度のイヴェントや記憶が一つの作品に表出している。彼の伝記を並行して読んでいるし、そういう風にした方が理解しやすい面も多々ある。

 そういった自らの詩作と並行させている海外の詩人の作品との出会いが小説にも影響を与えていっていい筈である。自分がすることは何等かの形でどこかでは関連があることは自然である。敢えて切り離す必要はない。勿論個々の作業は独立しているので、その都度考えてはいるのだが、何か全く違う作業を並行させていると、何等かの影響を違う作業でも反映していくことになるのではないだろうか?

 バイロンはニーチェにも大きく影響を与えた詩人なので、ニーチェから多大に影響を受けているハイデガーへもバイロン経由で何等かのエキスが譲り渡されている筈である。そういったことを論文として纏めてみようということも考えている。ま、今日明日に全て纏まることでもないので、時間をかけて全てゆっくりとやっていこうと考えている。

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投稿: つねさん | 2016年7月 2日 (土) 06時49分

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