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2022年9月

2022年9月30日 (金)

女の海 Part32 帰還と喪失🔟

俺が、昔よく訪れた映画館の建つ界隈は、それ程大きくは変貌を遂げてなかったものの、何時なんどきロ○アから、今度は首都圏中枢部へ核ミサイルを撃ち込んで来るか知れたものでないので、多くのビルでは、通路、道路に面した玄関では、オーナー達は臨時のビジネス訪問者達、或いはこの町の駅を経由して次の目的地へ向かう予定だったが、ミサイル落下地点周辺の駅が大半閉鎖され鉄道機能が麻痺し、全鉄道、バスや運送関連の車両運転業務従事者達が、行き場を失い、かつ帰宅困難なケースも多々あったので、地下室、地下設備充実した建造物のオーナー達は、率先して多くのホテルが仮宿泊で満杯状態なので、自らの施設の非常時退避施設地下空間を一般通行者を宿泊させようと、ボランティアをしていた。

そんな大勢の市民のやりとりを観察しながら、老婆テイラーの仕上がる6時迄未だかなり時間もあるので、FB86とスミレに交互に連絡し6時過ぎにモーテルへリチェックインするとスマホで知らせると、そこを通りかかった一人の藪睨み的人相の悪い、だが意外とよく見ると怪訝な俺への観察眼を除けば、意外とハンサムな一人のブレザーを着込んだ中年男子が俺を振り返って、「貴方は、自分の感性で、自分に似たタイプの人間こそ、世界の支配者たるべきさ、と内心信じて疑わず生きてきた、そういうタイプの人間でしょう?」と、いきなり何の挨拶も断りもなく俺にそう語りかけてきたのだ。その男もそう若くもないが、明らかに俺よりは多少若い世代に属すのは間違いなかった。

俺は直ぐ様、「粋なり見ず知らずの他人に、君も失礼ですね。」と、皮肉っぽく苦言を呈すると、即座に俺へそいつは、「そういう風に人から言われて言葉を返せる、そういう所が、貴方のある種の特権的意識をしめしているのです。」

そう一気に言い放つと、その優男っぽい中年紳士は俺に胸ポケットから名刺を俺へ渡し、「もし、今仕事をお探しでしたら、私は貴方に相応しい内容の業務を紹介して差し上げますよ、お安くしてますので、もしその気になられましたら、その連絡先に貴方の端末からご連絡を。」と、俺へ告げると、その男はさっと向かおうとしてた方向へ歩き去った。俺が彼が渡してくれた名刺をチラッと確認し、再度彼が去った方向へ目線を向けた時には、彼の姿はすっかりどこにも見られなかった。不思議と言うか、謎の男だった。

俺は暫くその界隈を不規則に行ったり来たり、老婆の仕立て屋から余り遠ざからぬ様にして時間を潰し、古書店等に入店して商品を物色したりしては、店から出てはしていたら、午後6時が近付いたので、再度仕立て屋へ出向いた。

入店すると、老婆テイラーは俺へ笑みを浮かべ今作業が済みましたので、包装致します。」と、彼女が告げたので、俺は「直ぐ着させてホテルを出ますので、袋に入れて下さるだけで結構です。」と、俺が告げると、老婆テイラーは俺に裁縫机の脇に纏めて詰め込んでた大きな袋を引っ張り出して開いて二着の女性用ドレスを入れて俺に渡し値段を告げたので、俺は支払い、老婆テイラーへ礼を告げ、店を出て、即座に二人の大人の女性と一人の幼い少女の待つラヴホへ引き返した。その歩きしなに、さっきいきなり話しかけてきた中年ハンサム男子がくれた名刺を俺は無造作にあの時し舞い込んでたズボンのポケットから取り出しチェックした。

そこには次の様に印刷されてあった。

業務紹介ビジネス社  責任者   カル・ミカエル

ラテン系っぽい名が印刷されていた。


(不定期に続く)


Sep. 30th.   2022





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2022年9月27日 (火)

現状から推察される西側の思惑とは? A.

プーチン大統領へ、本来ならバイデン大統領が直に談判に訪ロするのが世界全体から見た正義の筈だが、そう運ばぬのは、単にアメリカ側からのロシアへの打診をロシア、つまりプーチン大統領自身が突っぱね拒絶しているから、という可能性は高い。

となると、もはや最後に残された可能性は、アメリカのCIAが、内密にプーチン大統領側近達をことが成功した暁には、命と残りの生涯をアメリカ軍と米国の威信を賭けて保障する確約で、例えば子息が反戦意見のかどで軍から事情聴取を命じられているペスコフ報道官を買収することさえ米軍と米国政府なら不可能ではない。

しかしその為には事前に、右派政権移行が決定した相対的にロシア寄り模索する反ユーロ的イタリアの首相も含め全国家へ承認を得て暗殺計画は進行するだろう。先ずロシアと隣接する二十八ヶ国全ての承認からである。それ以外の方法は論理的に見当たらない。

つまり、全てを突っぱね、無視を決め込むなら、ロシア現体制崩壊画策しか残されてはいない。

つまりバイデンのモスクワ訪問をプーチンが拒絶した時こそ、ロシア自滅の瞬間となる様に、米軍とNATO軍全軍承認の下で、尚且つ中国、イラン、北朝鮮さえ抱き込み、成功の暁には全協力国に西側からの貿易優遇措置も示す裏交渉を同時並行させ、ミサイルを軍中枢へ撃ち込み、直後に予め想定してある臨時ロシア政府を成立させ、ゼレンスキー大統領と直に交渉できるように、アメリカが優れた頭脳の首脳で今成り立っているなら、そうするだろう。が、それくらい出来ないのなら、迫る中間選挙で民主党は大敗する可能性は一挙に高まり、次期政権はトランプ奪還となるかも知れぬ。


(不定期に続く)


Sep. 27th  2022


Appendix; プーチン大統領暗殺計画、クレムリン民主派による奪取をプーチン側近へ買収して行うのが、プーチンが頑なな場合の最後手段と言える気もする。





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女の海Part31 帰還と喪失9️⃣

老婆のテイラーは、俺には、どこかあの女子支配地球の俺の祖国の双子祖国の総理を思い出させた。俺には老婆とは、昔、少年時代、青年時代から、今の様な老人予備軍の中年の秋もずっと憩いを与え続けてくれる人達である。老人男性は、そういう人もいれば、そうでない人もいる。それは俺が男性だから仕方ない。

俺は中東に長く滞在し、その地の情報の極度の入り難さと、妻と同僚女性へ、今帰国したこの祖国で、外出時に見栄え的に順当な服を出国し、長期滞在する前の平素の生活へ戻してあげたい旨を告げると、老婆はにこやかに俺に二人の背丈のサイズを聞いてきたので、俺は事前に(宇宙計画ミッション遂行以前から)同僚として彼女達の体型全てを知っていたので予め用意してたメモを老婆のテイラーに渡し、極力早く今滞在のホテルからチェックアウトしたいので、ラフな間に合わせでよい、と告げると三、四時間でできると返答した。その時に午後2時位だったので、夕方には彼女達に二着持って帰られる。カエデの服はミッション同行以前からスミレが万全に用意してくれていたので、全く心配はなかった。

俺は二人の最低限の服へのリクエストを聞いてから出向いていたので、それを細かく老婆テイラーへ伝え、外出できずホテルで待機してる二人のスナップショットをスマホで撮ったフォトを彼女のスマホへ送信した。

俺は老婆テイラーへ服が仕上がる午後6時少し前に戻ると伝え、俺のかつてよく知っていた町を、この非常事態宣言されている状況で観察すべく店を出て徒歩で方々、見知った街角を移動した。

すると、その界隈にも、凄く大勢のあらゆる民族、国籍の外国人が、俺の祖国人とも会話して、スマホを通してもやり取りしているのを、多く目撃した。

この町もすっかり各国のビジネス滞在者や、中にはそれを装う他国スパイや俺の祖国人の協力者(祖国の裏切り者)も紛れているに違いなかった。

でもそれは俺が三年数か月前に女子支配宇宙へワープする前の時点でもそうだったが、俺が帰還した時のその緊迫感は、3年前とは比べものにはならなかった。

相互に行き交う男女全ての個に、固有の疑心暗鬼を与える時節的な雰囲気だった。

それはスマホの機能の加速度的な進化と、グローバル状況に固有の緊迫感が、同じ界隈の一状況を、相互監視空間へとネガティヴに押し上げていた。それはあのの呆漠とした荒野空間の火星とも南大平洋赤道直下とも全く異質の固有の殺伐が支配していた。

行き交う全ての市民、来訪者の瞳の奥に固有の懐疑主義が潜在し、それを相互に隠蔽する気力さえ、全ての歩行者から無残に奪う雰囲気だけが張り詰めていた。


(不定期に続く)



Sep. 27th.  2022



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2022年9月26日 (月)

諦念ー定年がない人生

率直、今月末、って言うか、明明後日の29日に、六十三歳にもなるって言うのに、未だに一般の市民が普通になし得ている事の大半を出来ずにこの年齢を迎えてきてしまっている。

だが、それで良かったとも思える。

一つには、今日本もだが、世界中で人類社会性自体が悲鳴を上げている。

私自身は、母との折り合いの悪さを未だに解決できずにこの歳を迎えようとしている。

三十二年前に死去した父が無性に懐かしいし、十四年前に8ヶ月程在籍し、突如辞めた哲学塾カント時代の塾生と中島義道塾長も懐かしい。

きっと、自分は生涯余り自分で経済的な大成功は納められずに人生を終えるに違いない。でも或いは身近な誰かを支え、大成功へと導く、というか、誘い出し、その気にして上げるくらいなら出来る気もしている。

文章を書いている時間だけが生き生きとしていられた人生だったが、スマホで写真を撮るのが愉しく、自転車に乗って長距離走行するのも楽しかったので、ドン・キホーテででも手頃な価格のものを購入して、又長距離走行するのが楽しみだ。

途中、中継地点で、違う自転車野郎と、ちょっと立ち話する時だけ、人生で粋な時間を過ごせた。自転車野郎に悪い奴はいない。少なくとも自分の人生では。



Sep. 26th.   2022


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2022年9月25日 (日)

女の海 Part30 帰還と喪失8️⃣

風景とは一種の遮蔽である。一つの風景がこちら側に見えているとは、その風景の反対側が隠されて、こちらからは全く見えないということである。

つまり俺が三年と数ヵ月過ごした異次元の双子宇宙の双子地球は、確かに今帰還し過ごしている「この」地球と違うものだった。

しかし俺がFB86とスミレとの合同の宇宙船で向かったあの火星は、俺のその時、再度外出からその時滞在して帰還して滞在している都内のモーテルの大型ベッドに皆して腰掛け、スミレと彼女が乳母としておんぶの姿勢で抱くカエデを前にして「私が、本当のお母さんですよ」と必死で自分に懐かず、スミレに懐いているカエデに話して聴かせているFB86とスミレと俺とでミッションクルーとして出掛けたあの火星へと、「この」地球から出掛けても、到着する筈のものでない、と誰が言い切れよう。

でも外出してこちらから、俺の不在時の俺の祖国の状態を尋ねたあのスーツ姿の紳士が俺に親切に説明してくれた地球のこの数年の出来事も又、本来別の出来事が起きていたなら、決して起きなかったであろう出来事の羅列であろう。

何故なら全ての偶然が実現した時、違うかも知れなかった全ての可能性とは消し去られるからである。

俺達のこの狭苦しいモーテルで、俺が回想していたのは、この数年この国のある隣国のしてきた事のつけを今他の世界全ての国が支払わされている、という事であるが、それさえも、或いはそうでなかった世界の数年のあり方を今こうして起きている事が只消し去っているだけなのかも知れなかった。

ロ○アがこの国に撃ち込んできた凶悪な核ミサイルは、台Wへも彼等が撃ち込んできて、それでア○リ○合○国が必死に台○の市民の救援と、俺達の国の救援をしてくれているその政治と国家体制のイデオロギーや自由主義の幻想が産み出した形相の互いの違いが産み出した、本来なら互いに巧くやれたかも知れなかった実現世界の遮蔽なのかも知れないのだ。

ロ○アは、中○により迅速に中ロ関係を密にさせたいばかりに、この暴挙へと及んだが、実はそれも単に相互の感情的にはそう巧く運んで来なかった相互のつけを何とか解消する為にロ○アが取り繕い、必死に国際的孤立を打ち消そうとする足掻きだったのかも知れない。

俺はFB86が、外出時に、彼女が今着ている宇宙服では、或いはのこちらにも帰還の際に女子支配地球で平素の任務に直ぐに戻れる様にロケット内にも持参して肌身離さず宇宙服脇に仮に縫い付けていた自衛保守警官の制服で町を闊歩するのも可笑しいし、人から怪しまれるのを避ける為と、少し精力のつくよい食糧補給の為に三人をラヴホに残し再度街中に外出した。

俺もモーテルで予め装備してた普段着へ着替えて外を歩くと、そこでも確かに戦時非常時的な物騒な雰囲気は漂っていはしたものの、ダウンタウン固有のある種の能天気さに、しばし俺は、この俺本来の故郷である地球の我が祖国へやっと帰還した心持ちを取り戻せた気がした。

そして俺はある一軒の裏路地脇の中央にあったある洋服屋へ路地から入店すると、背中のすっかり丸い一人の老婆が店をしているらしく、俺を笑顔で「いらっしゃいませ」と出迎えてくれた。

俺はその老婆に、どこか凄く懐かしいものを心に甦らせ、酷く異常な帰還の状況で初めて寛ぎの様なものを、その時三年数ヵ月ぶりの俺の「本当の」地球帰還以後初めての心の潤いの様なものを見つけた気がした。

(不定期に続く)



Sep 25th.  2022

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2022年9月23日 (金)

女の海 Part29 帰還と喪失7️⃣

その時俺達四人がなんの前触れもなくワープした世界こそ、俺の三年数か月前迄居た世界だったが(尤もワープするとは前触れないのが通常なんだろうが)その瞬間俺だけが懐かしさを覚え、あとの三人にとっては全く奇異な世界だった筈だ。事実スミレとFB86は、当然のことに、男子が一般社会の公道を闊歩する様相は、信じ難い事態だったらしく、目を丸くして、言葉が出てきさえしない様子だった。

俺はすかさず、二人にその瞬間、「俺が元々居た、生まれ育ち住んできた俺の知る世界の俺の国だ。」そう言うと、FB86は、「皆女子と同じ様に、同じ場所で生活しているの?」そう素朴に俺のすぐ耳元で小さく囁いた。警戒モードを即座には解除出来ない様子なのも仕方なかったのだろう。

でも俺だけはやっと「本当の」帰還を果たせたことになるも、実際は、俺が女子支配地球へワープする前の俺の故郷の地球上の俺の国の様相ともまるで異なっていたのは歴然としていた。

俺は取り敢えず、三人をラヴホへ暫く逗留させるつもりで、直ぐ前の前に偶然位置していたその部屋を取り敢えず一夜宿泊で会計を済ませ、三人を連れて借りた部屋へ入室した。

そして次に俺はFB86とスミレに、借りた部屋のダブルベッドに腰かける二人に「ちょっと外へ、出て確かめてくる。」と声をかけ、ロビーの女性へ説明して、又三人のいる部屋へ戻る旨伝え、ホテルを出て、異様な様相の俺のよく知る街角で、そこを行き交う俺とほぼ同世代らしい一人のスーツ姿の、中年男性を呼び止め、「実は私今日、凄く久し振りに、三年以上中東に滞在し、その奥地では国のニュースが殆ど見られない状態だったのですが、一体その間に何が起きていたのですか?」、すると男性は「ロ○アがウクラ○ナと戦争し始めたのは知ってましたか?」、それに俺は当然知らなかったが、知っていたふりをして、「それで?」と、男性の説明を促した。

すると、その男性は俺に、「ロ○アが、ついさっき、首都圏へ向けて核ミサイルを撃ち込んでん来て、群○県の赤○山頂上と、北○道の日D地方へ着弾し、甚大な被害がもたらされ、死者数も数千人に上るらしいんっですよ。」

それを聞いて俺はすっかり動揺してしまった。だが、俺は平静を装い、更に質問を続けた。

「それは日○が最初の爆撃だったのですか?」

それに対し男性は、すかさず、「台W へも昨日の午後、丁度二十四時間位前に撃ち込んできて、数百人の死者を出したばっかりだったんですよ。」

そう言えば、この街角で、異様に大勢の日○人以外の市民が行き交っているのも俺は見逃してはいなかった。彼はそれらの市民へ顔を向け「あの人達はウクラ○ナからの難民と、一部は反戦意図のロ○アからの欧州経由の亡命者ですよ。」

俺はその時、すっかりこの三年以上の期間の俺の不在期間に起きていた世界の出来事の凄まじさに内心打ちのめされていた。

(不定期に続く)



Sep. 23rd. 2022

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2022年9月21日 (水)

惹かれる異性としての女性タレントに就いて

よくインスタグラムで観賞させて貰っているタレント達は、自分にとっては、年齢と共に徐々に変わっている部分と、余り大きく変わらない部分とがある。

日本的な細面で和服も似合いそうだが、同時にファッションヘルス嬢がよく着ている様なホワイトフリルのハーフ透け透けルックも艶かしい三十二歳の秦瑞穂は、幾分若い頃の及川奈央的な挑発的視線をする。

他方、秦の様な大人顔でなく、あどけなさを残す笑顔の元F1グランプリのレースクイーンの河瀬杏美は三十三歳だが、日本女性の割には肌も肉も張っていて、垂れ下がっていない。張りを求めるか、柔らかさを求めるかは、身体だけでなく、性格や話し方も比例している。

他方もう少し若手の雪平莉左が肉体的張りも、顔立ちもはっきりしていて、日本女子だけど、寧ろ欧米的ヴォリュームが備わっている。河瀬の持つ健康的エロスに対し、表情は若手なのに、艶かしい。

他方海外へ目を転じると、ポルノ女優、水着、ファッションモデルを兼用するNatalia Roushは、かなりの長身かつ、各部所のヴォリュームもしっかりとしており、どんな凄まじいアクションもの映画でも通用しそうなバディはあっぱれだ。彼女はアングロサクソン系の長身の生粋のグラマーだ。彼女より年配のポルノ女優ではサマンサ・サンが最高にグラマーでプリティである。

今もビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)は背丈は小柄ながらも、あの美声を通す力量はかつてバギールックで煙に巻いてたのを戦略変更させ、自らの豊満な乳房やウェストもさらけ出しあっぱれである。

彼女のセンシティヴな歌い方と対照的で、その意外性で人々の意識を引き留めるので、ドライな妖艶性を放つ美女である。扇情的なルックスを透明な歌声と両立させる点で、世界的美女の一人だ。

Lauren Dascaloは、ビリーよりもっと背丈もルックスも大柄で、抜群の張りの健康さを代表している。彼女の瞳はあどけない透明さで太陽的であるならビリーは月的憂いである。

次回はハーフやもっと複雑なエスニック美女を取り上げてみたい。

全員インスタグラムを通して判断している。


(不定期に続く)



Sep. 21st.  2022




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2022年9月18日 (日)

世界の単純な真理、でも....

平和と理性は退屈で、戦争と野生は概して楽しい。

我々は内心では、皆それを知っている。

つまり安定と正義とは退屈で忍耐が要るに対し、衝動と破壊は楽だからだ。

故に仕事や義務は苦しく長く、息抜きと娯楽は束の間だから楽しい。

世界と我々にとって、存在の真理なんて、そんなものだ。

で、結局、耐えて色々貰える者と、耐えず浪費して全て失う者が居る。

でも、時々耐えるのが楽しく、人々に愛だけを与え、自分は失うだけであっても、それが幸福な者も居る。

まるで天使の様に。

でも、まあ、いい。だって、どんなに辛くても、味方で居てくれる者もあるだろうし、只楽であるだけでも、人はいつか飽きてしまう、そんな生き物だからだ。

最後に残る我々にとって切実な真理とは、我々は誰一人とじて、完璧である筈もなければ、況してや神では決してない、にも拘らず、何とか、どんな苦しい時も切り抜けて行くことが、やはり最も大切なのだ、と何処かで皆誰もが、知っているということなのだ。



Sep. 13, 15, 18th.    2022



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女の海 Part28 帰還と喪失6️⃣

我々四人は(カエデはスミレが抱っこする形で彼女の船内シートにカエデによって括り付けられていた)成層圏へ突入する段で、程なく脱出シート状に船外へ放り出される手筈となっており、宇宙船自体はその時点で南半球のほぼ赤道線の手前辺りで海上へ放り出され、脱出隊員用の防護服に身を包んだ四人(カエデはスミレが抱っこからおんぶする格好へとするりとカエデ自身による事前の訓練通りに)は太平洋上の海面に浮かぶ形で船外脱出の後に事前に防護服に括り付けられたパラシュートで海上の表面へ着地する予定であり、実際無事前半の行動は予定通り滞りなく進んだ。

我々をその数百メートル先の海上で海軍の緊急避難誘導用の巡視船タイプの中型ボートで待機している海上輸送専門の女子海難救助専門の軍人女子達の注視の下四人はパラシュートで海面へ漂着成功をした。

船外脱出する直前迄、太平洋上の待機救出隊員と管制塔から送信される管制官、各種専門技師達、管制塔外からのマルチ同時映像で老女総理も我々四人へ成功祈念のエールを餞に送ってくるれていたのを全員が目蓋の奥へしかと焼き付け我々は海上へパラシュートで全員無事に漂着した、と言うより、そう順調に、そこ迄は進行していた。

そして四人全員の目には確かにその数百メートル先に巡視海上輸送船のデッキで我々の地球帰還を喜びを持って出迎えてくれている船員の海軍兵士達の笑顔の出迎えは四人全員の視界にしっかりと映じていた筈だったし、事実全員にその海難救助船からの船内勤務海軍兵士達の拍手の音と歓声は耳に届いていた筈だった。


しかしである。その瞬間に我々はいきなり異次元への境界へと突然放り出されていた。


それ迄の時間はミリ秒単位的に感じられたが、それを最後に、次の瞬間には、今度は異様にゆっくりと進行する時間だけが支配するベルトへと移行させられていた。

何時間が経っただろうか?


我々が瞬きしてから再び各人目を開けた瞬間、その全員の視界へ映じていた風景は、まるでそれ迄映じていたあの太平洋赤道すれすれの南半球上の水面ではなく、煙だけがもうもうと立ち込める陸上、しかもどこかの都市空間上の路上だった。

俺は瞬間的に、それ迄のミリ秒単位に感じられた時間の流れが断ち切れ、放り出された世界が、俺が元居て、そこからある瞬間に唐突に放り出され、異空間の双子地球へとワープしたあの  [俺が元居た通常の地球の新宿]だと気付いた。

しかし三年前迄俺が居たあの俺の祖国とは、何かが全く異なっていた。

それは明らかに平和が滞りなく維持された街角では全くなかった。それどころか、完全に非常事態が勃発して、その状態がかなり経過した状態でのある一日の正午過ぎの、それ迄は太平洋赤道を少し先に仰ぎ見る南半球上の正午過ぎの無限に水平に延長されるあの水平線とは全く異なる空間だった。

我々は、皆同時に俺が生まれ育ち暮らしてきた方の世界へと放り出され、俺だけが地球への帰還だけでなく、俺本来の属していた、あの、というかいつも通りの(この)地球上の俺の祖国へと帰還を果たし、結果的にはスミレとFB86とカエデを道連れに、おれにとってだけの本当の帰還をほぼ三年十ヶ月ぶりに果たしていたのだった。

(不定期に続く)


Sep. 18th.  2022





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2022年9月17日 (土)

もののあわれは日本人だけじゃない

昨日昔見た米映画the Running Man(日本公開時の和タイトルはバトルランナー。シュワルッツェネッガー主演)を再度観賞、副音声英語で楽しんだが、アメリカ人が日本人より物事、価値の非永遠性をひしひしと感じる国民性ではないか、と、映画内容からそう思った。つまり最初から永遠なるものへの諦めを抱いてると、思えたのだ。

アメリカ人は価値を残そうと考えるより、現世の欲望を実現させたい思いの方が遥かに強い様に端からみてて察せられる。

当然今戦争に巻き込まれているロシア人やウクライナ人が、自分達の現実に対し、固有の儚さを読み取ってるだろう。

日本人はものの憐れを今痛感しているとは思えない。自分もそうだ。物欲より、生存欲求が自分はより先行してる。

でも意外と欧米人はリベラル国家でも、共産主義でも、価値が儚く、永続的でないかも、という諦念が昨今では強まっている印象は受ける。でもその理由は分からない。欧州もアメリカも中南米も、まるで時間の流れが異質に感じられる。日本も他のどの欧米、中南米でも、それ以外でも、時間の流れ方が、質的にニュアンスが異質に感じられる。

日本人は儚さを価値として今は少なくとも永続的には受け取っていないと思える。

でも一神教的永遠とも違って想念してるのは、きっとそうだ。日本はもっと生物学的に、だからよく言う仏教的にでもきっとない。ユダヤ教神性は、意外とそう日本人の永遠的想念とも遠くないとも思える。

キリスト教の想念は、多分に厳しい共同体横の連帯に近いと思える。

物欲にかまける分で、消費社会の儚さは、寧ろ米映画見てると、よりアメリカ人は強く感じてるかもしれぬが、戦争へ後戻りできず、集団レイプするロシア従軍兵はもっとそうかも、とも思える。

(不定期に続く)



Sep. 17th.  2022



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自分が住んで、訪れた場所に就いて①

私は水戸で生まれ二歳迄そこで育ち、以後七歳前迄、練馬区の成増駅から徒歩で十分程の場所に住み、小1から小2迄千葉県柏市に住み、小3から二浪して大学進学し卒業後一年、神奈川県横浜市戸塚区郊外に住み、その後31になる時迄、東京都品川区戸越に住み、31で父と死別し、以後埼玉県の今の住所に住み三十二年が経過したが、神奈川県に引っ越してきた時驚いたのは、言葉が東京都、千葉県、茨城県とまるで違ってた事だった。その点だけでも、神奈川県とは特殊な土壌と文化の県だったし、それは今もそうである。父の墓所が戸塚にあるので、命日に今も訪れるが、そうである。特に江戸期以前から居住してきた農家がそうで、又県の持つ土壌文化も極めて特殊で、東京、千葉、埼玉、群馬ともまるで異なっていたし今もそうだ。

神奈川県で他の神奈川エリアと異質なのは東京都八王子市や山梨県上野原市と隣接する相模湖や米軍基地や宇宙開発施設の充実する相模原市だけである。今の市は、昔の相模湖町が統合され広大な面積を誇るが、ここだけがニュアンスの異なる自然環境で、三浦半島の鎌倉市、葉山町、逗子市、横須賀市、三浦(三崎)市も、藤沢、茅ヶ崎、平塚市の湘南も、大磯や国府津や小田原市、箱根町、真鶴町、湯河原町などの、或いは厚木市の持つ観光地的性質も、相模原市とは異質で、日本でも特殊な在り方をしてる。

大磯の吉田茂元邸宅や、葉山町の皇族御用邸、箱根御用邸と、横浜事件(俳句の反体制詩人や俳人への思想弾圧拷問)と、戦後革新市政といった両極端の発祥的土地柄と、厚木、相模原、横須賀の米軍基地と、海軍文化だけでも、東京では羽山、立川、福生各市と瑞穂町の持つ固有の町の様相同様の土壌は、神奈川県を固有の県にしてきてる。寒川町は梶原景時討ち死にの場所でもある。

言葉が違うのは明治以降の移住者が多く東北からもきていたのは、埼玉県秩父市が明治期以降開墾の担い手が多く大阪から来ていたので、発音もかなり、東京都近接エリアの東北弁との共通性とも違うのともどこか共通しているだろう。

常磐線も高崎線も、渋沢栄一の尽力で開通したが、このエリアが常磐線沿線は東北弁がよく地元で聞かれるが、高崎線は新潟、群馬の発音により近いと察する事もできるが、詳しく調べてみたい。

西武秩父線も秩父鉄道も渋沢の功労により、開通しているが、最近では多民族フュージョンエスニシティ女優、嵐梨菜主演映画マイスモールランドでも描かれた川口市のクルド人居住数と、坂戸市のベトナム人居住数は留意しておくべき事実である。


(不定期に続く)

9月17日。

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日本に未来はあるか? A.

テレビはもう数十年前から身体も不自由な老人の方々の為のほんの日常の慰みの為のものであり続けた。とっくに家族団欒等、精神的に崩壊してる日本ではそうだ。

従って日本はアメリカの様な激烈な実力本位主義で出される敗残者を救済する為の民主社会主義国家だ。

ニュースでも円とドルの相場も形だけは示すが、分析は各人に委ねられ、会社組織でも解雇は自由ではない。

資本主義社会の競争で生き残りたいなら、日本を出国し、アメリカ、英国、フランス、ドイツへ渡り勝負した方がいい。

日本社会は人員の顔ぶれも一挙に変えられることを潔しとせぬ社会民主主義だ。それへ不満な者はお金を貯蓄し、事業を興すしかない。でも社会全体が明確に勝敗をつけない慣習はそうは変わるまい。

だから白黒つけない相対主義的な態度が、国全体を覆う一つの前提である。

白黒つけても敗者復活が実力主義的に容易になし得るなら、そういう社会であっても問題はないが、日本では穢れを嫌う精神的傾向もあり、それは日本に民族的差別を消えさせない理由にもなっている。だから入国管理事務所で何人も海外からの渡航者を死なせてしまっている。

ウクライナ人は白人だから大目に見ているなら、人種差別が常識化している証拠でもある。

意識の上で内と外の区別意識を捨てられないのだ。その点では東京の下町エリアと東北以北の出身者に固有の内と外意識が、ある種の差別的拘りを消滅させないでいる。

日本では沖縄や九州から近畿、北陸、東海等に個々固有の不文律同士のぶつかり合いを暗黙に避ける精神的風習が国民性とも言える。

テレビは既得権的なおWい界の人脈が今も幅を利かせ、人脈が長く固定化され、なかなか後から参入する人材の能力を活かしきれないのが残念だ。

そういう外から見て風通しの悪さが、担任を継続して貰えず異物漂白剤をそのクラスの生徒達への昼食給食に混入させる理不尽な暴挙を衝動的に起こさせるのも、それではロシア軍の自暴自棄的戦争犯罪を批判できない。メタノールで妻殺人も同時期に起きたが、異物での威力業務妨害の方が未遂に終わったのは不幸中の幸いであったけど、殺害された犯人夫の妻は浮かばれない。合掌。

人類は社会変革がなされ難くても、戦争を起こす暴挙をしても、端から見ても(そういう視点が可能なら)悪しく内向きであるのをなかなか打破できない保守心理の虜になりやすい生き物としか思えない。

その真の理由を考えて生きたいと、今考えてる。

(不定期に続く)


Sep.17th.  2022


付記  会社員生活を断念してからかなり経つが、今も一部新進企業を除き、先に管理職に就いている人達を越えるのは今もベンチャー企業以外では大変かも。そうでない企業も、管理職へ昇進を除いて昇給可能なのは、全ての領域で起業がしやすいと、言えない事と隣接しているだろう。株主となり、経営陣意見する権利取得くらいだろうか? 調べてみたい。


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2022年9月16日 (金)

女の海 Part27 帰還と喪失5️⃣

様々なミッション遂行へ向けた事前探査で、帰路の航海の方がデータ観測結果からも、比較的順調に地球まで帰還可能だと出発前から了解されていたので、実はミッションクルーである俺もFB86も、付き添いのスミレも殆ど心配せずに帰路に要するに操作手順にだけ神経を集中する事ができた。

カエデは日々歩行動作も慣れた様子も見てとれ、親としても凄く気分的には安心感を得られ、帰路ミッションへ精神的に集中出来たのには、幸いだった。

この侭俺はあの女達だけが支配する特殊な地球住民として生涯を終える可能性が決定的となったことに対し、俺自身然程悲嘆に暮れるでも狼狽えるでもない事に俺自身でも意外な気持ちでさえいた。

地球から送信される管制塔からの指示に対する我々の応対と指示に従った行動は全て冷静沈着で、日々このワープして迷い混んだ双子宇宙と地球世界に、もうすっかり俺は生涯を埋めることに率直なんの不満も抱かずに帰還業務に集中する事さえ出来た。

抑々、あの地球で男子とは一度も出会わず、目撃もしてこなかったので、同性男子と出会いたいと言う気持ちすら全く消滅してしまっていた自分にもいささか面食らっていた。

地球管制塔からは女子支配地球の現況に関する動画も多数送信されてきた。

様々な自然環境を撮影した動画や、休日にゲームセンターで楽しむ女性達の動画が、どこか俺の元居た地球で見てきたあの半島の根っこに位置する全体主義国家の様に俺には見えたし、あのバブル期に、お立ち台で扇子を片手に踊り捲っていた女子達の狂乱的な風景さえ連想させた。

そうか、俺はその世界で一般市民としては唯一の男子である事をフルに活かして今後面白可笑しく生きていくのも悪くはないな、とさえ思い始めてきていた。

第一、俺一人の努力でも、どうなるものでもなかったのだ。

しかし一旦そう思えば、却って吹っ切れた気分にも比較的容易に移行できる自分にも、ある種の新しい発見をして、もう元の地球へ帰還する為の思考を停止しようと初めて俺は腹を括った。それが帰還航路に於ける俺の心理の姿だった。

それからの二ヶ月程は、全く事前のミッション手順通りで、ずっかり気分は安全無事帰還一色だった。

我々四人は地球へ着陸する前に先ず成層圏突破しなければならなかった。それだけが最後の試練だった。

四人とも突破の際の衝撃波へ耐える為に腹の下部へ力を溜めてその瞬間へとじっと精神を安定させる様に各人沈思黙考して待った。

その瞬間がやってきた。それは成層圏外へ往路で飛び出す時とは又違った緊張だった。

ロケット船内には、間接的に伝わる衝撃波に、寧ろ身を委ねる様な心持ちが四人全員を宇宙空間航海以来初めて真の結束心を共有させ得る実感を持てた瞬間だった。

(不定期に続く)


Sep. 16th. 2022


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2022年9月12日 (月)

現代若手役者達の活躍から①

日本の役者は粒揃いで、既に不動の地位を築いている菅田将暉は言うに及ばず、鎌倉殿の十三人つながりで言えば、ドラマでは既に暗殺された源頼家役の山田大地、京の公家で重要な立ち位置の役を演じる中堅のベテラン、山中崇、朝ドラちむどんどんで癖のある調理人を演じる井ノ脇快と言った人達が今、より注目に値する。

山中は ちむどんどん でもヒロインの夫(宮沢氷魚)の勤め先の出版社の編集長上司役でも強い印象を遺したし、北野武監督作アウトレイジビヨンドではたけし演じる大友をエレベーター内で刺して絶命を狙う刺客役も印象的だった。

井ノ脇は、寺山修司原作のボクサー小説映画化作品 ああ、荒野 で癖のあるヒール対戦者役でも強烈な印象を残した。

山田のキャリアは全く知らなかったが、あれだけの演技をしたのだから、天才的役者である。

三人共に、癖で印象を残すタイプの役者なので、今NHKの朝エンタメに井ノ脇が登場してるが、本当はいい人だという印象を与えず、憎まれ続けて欲しい、その方が役者として神秘性が付帯する。いい人印象が根付くとそういう役の依頼が多くなり、折角の癖ある悪役に味がなくなっていく。

悪役やひねくれ役は、善玉役より、神秘性がいるのだ。その点で畠山一族武将を演じる中川大志は、エンタメ番組に出ても、その辺のイメージ作りには、配慮してる。イケメン醤油顔の宿命である。


(不定期に続く)


Sep 12th.  2022


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2022年9月10日 (土)

女の海 Part26 帰還と喪失4️⃣

俺はコックピットの船長席にスタンバイしていた。この席は、時々FB86と俺が交代して座った。つまり地球宇宙計画本部、女支配地球の宇宙計画省の重要部署だが、正式には俺が船長名義ではあるものの、あの女支配地球世界では、明らかに、俺達宇宙飛行士は、完全に使い捨ての消耗品扱いで、常に圧倒的に地球管制塔で管制官へ送信映像処理と、俺達の火星着陸地点滞在のロケット船内で分類解析作業する時も逐一地球管制塔待機の宇宙物質解析のプロ物理学者や宇宙物質分類学者、宇宙物質系統学者の権力が絶大で、その都度の火星から俺とFB86に拠って送信された画像解析を通してこの宇宙計画省のエリート支配層の学者兼省庁政治家の女性達が俺と妻のFB86が、指示通りに火星現場で顕微鏡やルーペを使用して作業をし、静止画像フォトを管制塔へ送信し直接地球で解析するのとの同時並行的分担作業だった。

それらの全的終了に拠って残りのミッションは、女支配地球帰還のみとなった。と言っても数ヵ月はかかる。スムーズに行けば、である。

当然、俺と妻のFB86とスミレと、俺とFB86との間のそろそろ二歳になる娘カエデだった。カエデは寝付く迄は、船内の床に全作業工程終了後、就寝時にそれまで船内をはいはいしたり、時折たって暫く歩いたりしていたが、帰還船内では常に立って歩いていた。火星滞在時には、スミレ滞在用に直接火星歩行せず、非訓練履修者用のカプセルでスミレ自身の操縦で移動する内部で、カエデは火星の風景を最も強い好奇心で眺めていた。

FB86は俺の妻だったから、当然地球迄の帰還乗船期間も、スミレのいる手前夫婦間の性生活は控えられた。それ程広い船内ではなかったからだ。俺は男なので、当然トイレでもベッドでも一人で処理すればよかったが、FB86はアマゾネスさながらの逞しき訓練兵士としての肉体の下には、当然女盛りの豊満な欲求も常に常態させてもいた。従って無性的なスミレと異なり、内側から噴射するリビドー生理欲求を常に彼女自身で鎮静化させる必要があった。

そこで、彼女用の特殊伸縮自在ディルドーを宇宙計画省の火星探査プロジェクトリーダーの一人である年配官僚が、部下達へ指示し、開発させ、探査旅行ミッション時常にFB86に携帯させた。膨張強度とその外観から撫で擦る時のテクスチャーも男性器そのものだった。俺は火星へ向かう往路でも地球帰還の復路でも何度かは彼女がトイレで用たす時や火星陸上調査の休憩時間に密かにその器具を利用して、一人欲求解消の愉悦表情を噛み殺し、火星陸上の寒さ避けの火星陸上宇宙空間滞在時用の合成樹脂タオルに下半身を覆い、解消していたのを俺は密かに聞き耳をそばだて見知っていた。その時の彼女は時折俺の方をチラリと見入っては、ロマンティックな瞳を自然と醸し出していた。

火星探査計画で彼女が起用されることとなり宇宙空間滞在時訓練中は、たとえ俺が夫であっても、宇宙飛行士同僚同士なので、夫婦関係は地球離陸直前に控えねばならなかったので、激しい訓練期間中の憂さ晴らしは、俺との結婚前迄の様に、兵士と警官併用のプロ達が通常一生そうである様に、政府内全官僚と女総理の取り巻きの特権階級女子達のみが利用できる、彼女達の性的欲求解消の為だけに計画的に人工受精で作られるマッチョ男子の性の奉仕を皆積極的に利用してきている。第一FB86の様に俺の様な生身の男子と結婚できるのは、特例だった。つまり俺の元居た地球より自然科学技術者進歩が早くても、その点では古代社会と変わりはなかった。

つまり、俺達はギャンブル的な女支配地球宇宙計画の非常時の犠牲要員でしかなかったのだ。

(不定期に続く)


Sep. 10th. 2022


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2022年9月 9日 (金)

ガールズバーの余韻

お前にはこの世界に水が合ってる。

だからどんなに奴を引き留めたって、住む世界が違い過ぎる。だって奴はいつものお前の手になんて乗りゃしねえに決まってるからさ。ブランドで釣ろうなんてさ。

だからお前には俺が似合いなのさ。柄にもなく薄化粧に仄かな香水なんてさ。女子大生でもあるまいに。

クラブの水は、今風のガールズバーじゃ直ぐに物足りなくなるさ。

お前の身体は、俺仕込みだからさ。

それでもお前はあいつの下へ行こうとする。

そうか、もうここらが潮時ってか?

お前は女に固有の百の顔を使い分けてきて、その手では奴は引くだけさ。

行くんだな。

分かったぜ。もう引き留めはしないよ。

そう言ってやって振り返って俺に見せた笑顔があんなにいじらしく可愛げだったのに、俺は却って恐れ入ったよ、だからもう、引き留めはしない。

でもたまには、そう奴に相手にされず悔しかったり、金がいよいよなくなっちまったら、又前みたいに俺に頼って連絡してこいよ。


俺の方はお前がそうじゃなくたって、いつだって待ってるんだからよ。

じゃあ、あばよ、或いはこれが最期で、お互い次はあの世かもしんねえけど、まあ、いいってことよ、これ位はもってけよ、お互い知らねえ仲でもねえんだからよ。


Sep. 9th.  2022


十一年前の君へ


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エリザベス女王(二世)に就いて

英国女王の死去ニュースから数時間経ったが、私にとっても一外国元首の死であるにも関わらず、半分泣きたい気持ちで過ごしていた昨夜から今迄の時間だった。

即位七十年ということなので、私がこの世に生を受けた時点で既に即位七年であったわけなので、私にとっても最も長く共に過ごさせて頂いた偉大な国家元首にして麗しきお方であられた。

高貴なお方であるにも関わらず、勿論一傍観者の印象であるに過ぎぬが、実に気さくで、何よりエレガントという形容詞が全く女王へと用意された形容詞であるかの様な真正の神々しさを湛えたお方であられた。

尤も女王の存在を知らずに過ごす世代だけの世もいずれ到来する。それが時間、そして人の生涯と人々の集まりの不変の、しかしどの個人にとっても、各人の目を通した時間が偶然居合わせる固有の情景で、人の集まりの顔ぶれのある固有の閉じた出会いが人生そのものである。

若い頃の女王は、とても清楚でもあられる親しみやすさを持たせていたので、どんな謁見する来賓へも示されるその高貴さを懐疑的に受け取る人はきっと人を信じることの出来なくなった何らかの不幸に見舞われているに違いない、と思わせた。

だが、そういう人でも、仮に目の前で女王陛下へ謁見する機会を得たなら、きっと人の慈愛を信じることへと目覚めるに違いなかっただろう、と少なくとも私には察せられる。

兎に角、笑顔の真に似合う、そして高貴であられるにも関わらず、その重圧さえ真摯に受け止められるであろう、真に親しまれる名君主にして、偉大な元首、そして何より最も心お優しく、本当にチャーミングなレディマジェスティーであられた。

女王の微笑みと思慮深き慧眼を備えていても尚慈愛と母性愛を全ての他者へ注がれ続けた女王陛下の死には、いつまでも我々が悲しみに浸ることは、女王の真意にもご意向にも似つかわしくない。

そうである、我々は女王の真正の愛を汲み取り、一刻もたゆまぬ愛の世界構築へ向けて全員で向かっていかなければならない。


エリザベス女王、本当に長きに渡り、愛をお与えになられ、ありがとう御座います。これからは如何なる悪も麗しさの花園で憩い愛に目覚める美しき永遠の楽園の花を咲かせ、その中でゆっくりと笑顔で憩って下さい。

本当に長く人類の為に有り難う御座いました。

私達は永遠に貴方を忘れることは御座いません。



Sep.9th.  2022

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悲報から想起されること a.

英国王室最高権威であられるエリザベス女王陛下(エリザベス二世)がご逝去された。ついさっきテレビにテロップが写し出された。或いはロシアとウクライナの戦争により、心をいためられたのかもしれない。

謹んでここに弔意を示したい。

又、報道を慎重に確認次第、続く論説を試みたい。

今は只哀悼の誠をここに示し厳粛にこの事実を受けとめたい。


Sep 9th.  2022


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2022年9月 8日 (木)

女の海 Part25 帰還と喪失3️⃣

我々、と言っても三人だけで行われるミッションは、スミレは主にメインの任務を地球常識での日中時間帯で行われる俺とFB86での採集解析調査で必然的に二人が背負い込む疲労軽減と、癒しを提供してくれる役割へと自然と導かれてきていた。単に仮に地球帰還が功を奏さずにワープして異次元世界へ我々三者が投げ込まれたらということを想定したなら、本来女性支配宇宙に無事帰還した場合、予め我々へと約束されている(スミレも正規ミッションクルーではないが、俺とFB86への内助の功的意味合いが帰還後地球管制塔のプロ技術者達から評定で大きく認められたら、我等二人同様)地球でのかなり優遇された社会的地位を予め総理を含めたミッション発案者達から保証されていたのも当然だったのだ。

又充分な検分に拠って我等三者が無事地球帰還するのが、九分九厘実現可能性は万全だった。万に一つの奇跡的な事態(その是非は各人の主観へ委ねられているが)が起きさえしなければ。

ところで、スミレと俺は俺が女支配地球へワープして最初に個人的に知り合い親しくなった相手だが、実際余りに俺の遭遇してきている状況が、異常体験の究極であり続けたので、本当に俺が彼女と肉体関係があったか否か冴え、おぼろげになっていたのだ。

でも俺にとって彼女がステディか否かは、さして重要な事ではなかった。

又、彼女は実際FB86の様に肉感的且つマッチョアマゾネスでは全くなかったものの、女性として、又俺にとって異性としてときめかせるに充分なセクシーな、でも幾分中性的、時として無性的な、丁度俺の元々属していた地球で敢えて言えば、フィギュア記号的なアニメキャラクターで言えば、初音ミク的な魅惑を湛えた女性だった。

でもそれはこの俺がワープして迷い込んだ双子宇宙では、そっくりの姿格好で、目だけがエメラルドグリーンで初音ミキという固有名詞で実在していたのも俺がこの世界へと迷い込んで驚かされた事だった。

俺達の火星滞在で地球管制塔にスタンバイし、俺達へ最終指示するハイクラス宇宙管制官との画像を通したやり取りでその都度変更される火星滞在期間は、フレキシブルに変更されたが、ぼぼ丸一月は費やされたが、色々と刺激的な初体験を我等三者へもたらしてきた本ミッションも、遂に終了する日が来た。

火星へ着陸してから丁度35日となる秋の気配が地球では訪れている季節である筈の日であった。

俺達は、再度地球へと帰還して、その後の日々へと戻るべく機会が、様々な採集解析作業の詰めと終了へと我等は数日前から我等自身を追い込んで、いよいよ火星の大地へ別れを告げロケットのデッキで船内へ戻りデッキを船内へ仕舞い込み我等三人は離陸衝撃波へ抵抗すべく地球管制塔からの指示送信画像をチェックしつつ身構えた。

炸裂する離陸音と、火星地表層から宇宙空間へ突破する際の轟音が我等ロケット内にスタンバイした三人へと共有された。


(不定期に続く)


Sep. 8th.  2022


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2022年9月 7日 (水)

コーカソイド全般はどういう所がアジア人と最も異なるのか? ①

日本人は例えば性に関して概ねオブラートに包んだ言い方をしないと、はしたないと感じる。だがこれは中国人はさほどでない人ともっと屈辱と感じる人とで差が激しいだろう。それは彼等は秦の時代から清朝までずっと帝国に固有の階級制が徹底してきたからだろう。今は習近平体制がその代わりを担っていると言える。

日本人の羞恥は恥ずかしい思いが先立つが、欧米クリスチャンは、神への誠実性への蔑ろへの罪の意識が先立つ。羞恥の日本人、それは幾分面子を絶対視する中国人を部分的に影響を受けている。

アルゼンチンのノーベル文学賞受賞者である詩人ネルーダのチリへの政治犯としての逃亡を描いた映画では、小便用のトイレが壁に設置されたレストランで、客達は向かい壁にテーブルを置き、背中を見せて小便する客が向かい壁の酒宴の客に話しかける場面がある。彼等には幼くして親から精神的に引き離され、親の過保護から遮断されるし、昔の日本の親の様に頬擦りされたり、母親におんぶされたりしない。まあ、その点ではベビーカーの今の母親は欧米化してきてる。

アメリカ映画で妻が便器に股がり大便しながら、ビールを飲みながらステーキ食う夫と談話するシーンはよく登場する。彼等には、人間の生理は合理なので、羞恥は日本人の様にはない。勿論結婚前の英国人女性は、肌を他人に見られては生きていけない程の屈辱を感じるが、結婚後に配偶者へは別だ。そこは日本人と少し違う。

だから日本人や中国人は羞恥的なのは生理丸出しにたいして一際強く、欧米コーカソイドは非合理な論理的屈辱へ罪の意識を、つまり贖罪を持つ。

日本や中国の形式への拘りに対し、実質への拘りの違いはあるだろう。だからかわいそうという意識は羞恥の日本人は強い。可哀想と言うより、相手に対し罪深く贖罪心理にまみれる違いはあるだろう。

シャイと言うなら、故にユダヤ人やコーカソイドより、タリバン、アルカイダのアラブ人、イラン人、トルコ人の方がそうだろう。尤もそれは大人で、思春期から若き青年期の白人は、日本人の青少年よりシャイだ。日本のある種の不良青少年的に処女童貞喪失の早さで虚栄を持つことは中流以上では少ない。何故ならそれは合理でなく虚栄だからだ。つまり、それが神への恥ずかしさを人へのそれより彼等は当然だからだ。でも青年期を過ぎてもシャイなのは白人よりイスラム系の中年だ。女性は男性が守るべきなのは、少し古いタイプの日本男子に近い。

英国人や米国人の母親は自分の生んだ子が女でも論理的に我が子を諭す、対話重視なのは、日本の母親よりそうだ。まあ、それも徐々に変わりつつある日本、つまり欧米化していて、でも向こうは日本化はそうしないだろう。

(不定期に続く)


Sep.7th. 2022



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フィッシング詐欺やハッカー攻撃に就いて①

実は私もつい最近ハッカーらしき攻撃を受け、PC端末を一台使用不可にさせてしまった。

私のあるブログ中心にアップし続けてきた小説の幾つかは英語メインだが、不規則的にロシア語もウクライナ語も中国語もハングルも使用してきたので、ロシアと中国は一二度程度しか閲覧された記録はないが、日本にも、自分のブログの英語記事を頻繁に閲覧してくれるアメリカ、アイルランド、エクアドル、南アにも当然今列挙した四言語理解者は大勢いるので、ハッカーに標的にはされやすい。

と言ってここで引き下がる訳にはいかない。こっちにも益々闘争本能も掻き立てられるというものである。

内容も益々過激にしてゆくつもりだ。尤も暈し方も益々工夫するつもりだ。

通信戦争が集団でも個人でも、不可避的時代だ。国内にもロシア、北朝鮮、中国、イランのスパイは、外国人にも日本人にもいる。

性悪的に人を観て丁度いい時代になった。隣に座るバスや電車乗客がそうかも知れないので、自分は隣に人の座らぬ席にだけ座る様にしていると、自然と隣に誰も座らない、っていうか自分の人生は実はこんな情報戦争以前からずっとそうだった。(笑)


(不定期に続く)


Sep.7th.  2022

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2022年9月 6日 (火)

駆け抜ける

遮二無二語り、作り、触れて、出会い、反応し、眠り、夢見、起きて、又動き出す。

唯一その自分の身体と心だけがいつも一緒で、他の全ては只通りすぎて行くだけ。

それが自分で、生きるとは、通りすぎるだけの全ての個々の他者とすれ違い、その都度個々の思いを載せては、あることは忘れ去り、別のあることは、ずっと記憶しては、記憶の量がずんずん重なり、その重みを時折全て軽くしたり、逆に敢えてひしひしと感じたりの繰り返しだ。

時だけが運んでくれる記憶と、場所だけが与えてくれる固有の空気と感触のいつまでも続くと思われるその在るって感じ。

何か他にあるだろうか?

生きるとは、駆け抜けるってことだけで、それで良くって、他の事は全て付随してるだけと言ってもいい。

只駆け抜けているのは、自分だけで、他の全てはその都度のすれ違いと、出くわしでしかない。

只時折、頻繁にすれ違いたい対象に出会うけど、その出会いの理由はきっと永遠に分からないでいい。

忘れられなさは、どんどん忘れるだけのすれ違いが自然と作ってくれる気も。

書いては忘れ、吐いて出しては忘れ、記憶に残るのはいつもほんの僅か。それでいい。

って言うか、そういう風にしかしてゆけない。

つまり、その駆け抜け続けて、ぞれが途切れる迄が、生きる事で、生きて見て、聴いて、感じて、思い出して、期待して、その繰り返しと、息を吸って吐いて、自分だけはいつも側で、他の全ては擦れ違うだけで、同じ繰り返しに飽きないだけが、生きる、それでいいって言うか、それ以外は殆ど実質なんかでない。

又明日も駆け抜けながら、数多くを擦れ違い、大半を忘れ去り、時々何かだけ思い出す、それだけでいいって言うか、きっとそれしかできはしない。

駆け抜けなから、いつもそこに自分だけが残る。

でも駆け抜けるのは、自分だけだろうか?

世界が、存在が、時間が、空気が、光が駆け抜け、あるいは、在る場所が、ある出来事が、記憶が、消滅と誕生が、どれもてんでんばらばらに、駆け抜けてゆく、その無数の交差点こそが、出会いで別れで、その個々のばらばらが情景で....

まあ、いい、又、駆け抜けたくなくなる迄、何かして出会って、駆け抜けたくなくなる意味を、その時考えればいい。

だって、それしかできはしないだろう?


Sep.6th. 2022

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