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2024年5月

2024年5月18日 (土)

今日偶然見かけた夜のある光景に就いて

先程、飲料を自販機で買おうと、自宅コンドミニアムビルから出て購入してから帰宅する際に、歌を歌いながら私の住むマンションに程近いアパートのビルに入って行った若い女性を目撃した。その種の光景に出くわすのは、もう数十年ぶりと言ってももいい。つまり昭和四十年代から五十年代までなら、比較的珍しくはなかったものの、ここ三十年ほどは、すっかり影を潜めた光景だったからだ。つまり日本も又、凄く変わってきたって訳だ。

隣近所の他人を信じていられた時代の光景だったからだろう。つまり、経済至上主義的社会で、未だ路上ですれ違う他者への警戒心を解除して歩行する市民も残存していたって訳だ。

世界全体がすっかりかわってきてしまったのは、ここ三十年の間である。各種モヴァイルフォンの進化と利用、個人主義の徹底が齎した変化とは、気軽に路上の他者を信用しない、という生活習慣上の定着だったからである。

なんか、多少こじつけっぽいが、ジャズやブルースも受けた時代から、ラップやヒップホップが主流となってきた時代が歌いながら帰宅する市民の感性を奪ってきた、という気も反省的に心に浮かぶ。

つまり、性悪説的な社会へ日本もかなり移行した、という訳だ。

 

(不定期に続く)

 

 

May. 18th.    2024

 

 

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